竹刀は 使えば使うほど 当然ですが 傷みます。
特に 背の低い低学年の子供は 相手の面金を打ってしまうため 傷みが早く、また初心者は 打ち方が未熟なため(専門用語では 手の内が悪いといいます) すぐ ささくれたり 折れたりします。 
手入れの悪い竹刀を使用すると 折れたかけらが、目に入ったりして危険です。
竹刀の点検は 稽古の前後で しつこいくらいに して下さい。 特に 自分で用具管理のできない
小学生は 大人の目で 必ず 見てやることが 必要です。


竹刀について その2

左がつば止め
右がつば
このつばは プラスチックだが上級者は皮製を使う

これは ちぎり
竹刀が ばらばらになるのを防ぐ
竹刀の根元に入っている

これは 先ゴム
竹刀の先端部分 先皮の中に入っている

この二つは 外からは見えないが 必ずセットしなければならない。

先ほども 述べましたが 竹刀は4本の竹からできているので 1本折れても 他の3本が 無事なら 他の竹と 組み合わせれば 又使用することが できます。けれども この場合、節が合わなかったりするので、新しい竹刀よりは 耐久性の面で 問題があるため 一時凌ぎのという風に 考えてください。 でも 1本折れたからといって 他のものを 捨てる必要はありません。他の部品も リサイクル可能です。ただ 先皮だけは 穴が開くと 危険なので 薄くなったら 取り替えてください。